【Paloalto】DNS、NTPサーバの設定と動作確認 PANOS9.0.9-h1.xfr

PaloaltoはDNS、およびNTPクライアントとして、動作することができます。 今回、DNSサーバを、GoogleDNSである8.8.8.88.8.4.4に設定し、NTPサーバとしてtime.google.com と時刻同期をします。

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DNSサーバの設定

Deviceセットアップサービスへ移動し、歯車をクリックします。

DNSサーバとして、プライマリDNSサーバに8.8.8.8、セカンダリDNSサーバに8.8.4.4を設定します。

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NTPサーバの設定

次に、NTPサーバを設定します。 NTPタブへ移動し、NTPサーバーアドレスにtime.google.comと入力し、OKをクリックします。

DNS設定と合わせて、以下のような画面になります。

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タイムゾーンの設定

Deviceセットアップ管理一般設定より、歯車マークをクリックします。

以下の画面が出力されます。タイムゾーンをJapanに変更します。

設定完了後、コミットを実行します。

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動作確認

PaloaltoのCLIにて確認します。

まず、Paloaltoからtime.google.comへ疎通できることを確認します。

admin@FW-1> ping host time.google.com
PING time.google.com (216.239.35.8) 56(84) bytes of data.
64 bytes from time3.google.com (216.239.35.8): icmp_seq=1 ttl=93 time=37.2 ms
64 bytes from time3.google.com (216.239.35.8): icmp_seq=2 ttl=93 time=37.2 ms
64 bytes from time3.google.com (216.239.35.8): icmp_seq=3 ttl=93 time=37.2 ms
64 bytes from time3.google.com (216.239.35.8): icmp_seq=4 ttl=93 time=37.2 ms
^C
--- time.google.com ping statistics ---
4 packets transmitted, 4 received, 0% packet loss, time 3003ms
rtt min/avg/max/mdev = 37.200/37.219/37.242/0.236 ms

名前解決とNTPサーバへの疎通は問題ありません。 では、NTPサーバとの同期確認をします。

admin@FW-1> show ntp


NTP state:
    NTP synched to time.google.com
    NTP server: time.google.com
        status: synched
        reachable: yes
        authentication-type: none

statussynchedであり、同期できていることが確認できます。

現在の日時は以下の通り確認できます。

admin@FW-1> show clock
Sun Nov 1 15:53:28 JST 2020
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参考

Is NTP Polling Time Interval Configurable?
Is NTP Polling Time Interval Configurable?

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